Cast and Staff

Cast

  • 秋草瑠衣子
  • 板橋駿谷
  • 内田慈
  • 大石貴也
  • 大西智子
  • 川原田樹
  • 菊沢将憲
  • 久保田武人
  • 近藤彩香
  • 佐藤ばびぶべ
  • 佐藤悠玄
  • 下司尚実
  • 白倉裕二
  • 竹内宏樹
  • 永田恵実
  • 西田夏奈子
  • 野口卓磨
  • 深井順子
  • 益山貴司
  • 的場祐太

妻夫木聡 Satoshi Tsumabuki

2001年映画初主演作『ウォーターボーイズ』で 日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞し、注目を集める。その後、映画『ジョゼと虎と魚たち』では国内外の数々の映画賞を受賞。‘10年に公開された映画『悪人』で、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。‘11年『マイ・バック・ページ』、’12年『愛と誠』『黄金を抱いて翔べ』、‘14年『ジャッジ!』『ぼくたちの家族』など数々の話題作で主演を務める。現在はフジテレビ系7月クール連続ドラマ『若者たち2014』に主演のほか、映画『バンクーバーの朝日』(12月20日公開予定)を控える。野田作品ではNODA・MAP第13回公演『キル』、第16回公演『南へ』、第17回公演『エッグ』に続き、今回で4度目の出演となる。

深津絵里 Eri Fukatsu

テレビ・映画・舞台と幅広く活躍中。1988年に映画デビュー。主な出演作に、映画『(ハル)』『阿修羅のごとく』『ステキな金縛り』『寄生獣』、テレビ『踊る大捜査線』『恋のチカラ』、舞台『カメレオンズ・リップ』『春琴』『ベッジ・パードン』『ガラスの動物園』など。第43回紀伊國屋演劇賞個人賞、第16回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。‘10年映画『悪人』では、第34回モントリオール世界映画祭最優秀女優賞、第34回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。野田作品へは、『贋作 桜の森の満開の下』、NODA・MAP第4回公演『キル』、第6回公演『半神』、番外公演『農業少女』、第10回公演『走れメルス』、第17回公演『エッグ』に続き、7度目の出演となる。

仲村トオル Toru Nakamura

1985年に映画デビューし、数々の新人賞を受賞。以後、映像作品で活躍するほか、‘04年よりコンスタントに舞台にも出演。主な舞台には『偶然の音楽』(’05/’08)、『奇ッ怪』『フロスト/ニクソン』(‘09)、『黴菌』(’10)、『奇ッ怪其ノ二』(‘11)、『ハンドダウンキッチン』(’12)『オセロ』(’13)など。近年の主なTVドラマに『チーム・バチスタ』シリーズ(‘08~)、映画に『北のカナリアたち』(’12)、『中学生円山』(’13)、『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』(’14)などがある。野田作品へは、NODA・MAP第17回公演『エッグ』初演に続き、今回2度目の出演となる。

秋山菜津子 Natsuko Akiyama

最近の出演舞台に、栗山民也演出『きらめく星座』『藪原検校』、野村萬斎演出『マクベス』、串田和美演出『もっと泣いてよフラッパー』、いのうえひでのり演出『鉈切り丸』、三谷幸喜演出『ドレッサー』、河原雅彦演出『その妹』、松尾スズキ演出『欲望という名の電車』、マギー演出『大人は、かく戦えり』、長塚圭史演出『タンゴ』、三浦大輔演出『裏切りの街』など。野田作品には、2004年『透明人間の蒸気』、NODA・MAPでは‘07年『THE BEE 日本バージョン』、’12年『エッグ』初演に出演。紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞優秀女優賞、杉村春子賞受賞。今回4度目の参加となる。

大倉孝二 Koji Ohkura

1995年、ナイロン100℃のオーディションに合格以降、劇団公演の他、外部公演にも多数出演。個性的な役柄で圧倒的な存在感を放つ。ドラマ『デカワンコ』シリーズや、映画『陽だまりの彼女』、舞台『ゴドーは待たれながら』など幅広く活躍。また本年夏の舞台、ジョンソン&ジャクソン『窓に映るエレジー』では脚本、演出、出演を務めた。‘01年『贋作 桜の森の満開の下』で野田作品に初出演。’04年『赤鬼』、‘08年『パイパー』、’12年『エッグ』初演に出演。今回5度目の野田作品参加となる。

藤井隆 Takashi Fujii

1992年、テレビデビューを果たす。‘00年、浅倉大介氏プロデュースによるシングル「ナンダカンダ」で歌手デビューし、同年の「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たす。さらに舞台、映画での幅広いフィールドでマルチな才能を発揮し活躍する。主な舞台作品には『スペリング・ビー』、『三谷版 桜の園』など。近年は『大和三銃士』(きだつよし演出)、『酒と涙とジキルとハイド』(三谷幸喜演出)に出演し、舞台俳優としてもその魅力を遺憾なく発揮している。野田作品には’10年『ザ・キャラクター』、‘12年『エッグ』初演に続き、本作で3度目の参加となる。

野田秀樹 Hideki Noda

1976年に「夢の遊眠社」を結成。数々の作品を上演。‘92年に劇団を解散後、イギリスに留学。帰国後の’93年にNODA・MAPを設立し、『キル』『パンドラの鐘』『THE BEE』『ザ・キャラクター』『エッグ』『MIWA』など、次々と話題作を発表。‘14年5月、パリ国立シャイヨ―劇場で『THE BEE』English versionを上演しパリの観客を魅了、9月には日韓共同制作『半神』をソウル・明洞芸術劇場で演出するなど、国内外を問わず演劇人たちと精力的に文化混流を行い、創作活動を展開している。’09年、演劇分野において日英の交流を発展させた功績を認められ、名誉大英勲章OBEを受章。’13年NODA・MAP第18回公演『MIWA』で第1回悲劇喜劇賞を受賞。

橋爪功 Isao Hashizume

日本の演劇・映像の世界にはなくてはならない俳優である。代表作は数知れず。舞台出演は『スカパンの悪だくみ』『から騒ぎ』『かもめ』『シラノ・ド・ベルジュラック』『宙をつかむ』など多数。2007 年『実験』『レインマン』では、第15回読売演劇大賞選考委員特別賞受賞。野田作品では、‘86年『十二夜』、‘89年『野田版 国性爺合戦』に出演。また‘95年NODA・MAP 番外公演二人芝居『し』では、野田秀樹と息の合った舞台を創造。’09年NODA・MAP『パイパー』では14年ぶりに野田作品へ出演し、‘10年『ザ・キャラクター』、そして‘12年『エッグ』初演でも、改めて大きな存在感を示す。

Staff

音楽/椎名林檎 Ringo Sheena

1998年デビュー。1stアルバム「無罪モラトリアム」、2ndアルバム「勝訴ストリップ」が共にミリオンセラーを記録。‘04~’12年に東京事変のメンバーとしても活動。歌舞伎「三人吉三」、映画「さくらん」の音楽制作、NHK連続テレビ小説「カーネーション」他TVドラマの主題歌を手掛けるなど多角的に活躍。‘09年芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
’12年NODA・MAP『エッグ』の音楽を手がける。昨年デビュー15周年を迎え記念作品として、男性アーティストとの共演集「浮き名」、LIVEベストアルバム「蜜月抄」、他アーティストへ提供した楽曲のセルフカバー集「逆輸入~港湾局~」を発表。今年6月に2014NHKサッカーテーマソング「NIPPON」をリリース、11~12月にはアリーナツアーを予定。独創性と普遍性を兼ね備えた音楽を圧倒的なパフォーマンスで発信し続けている。

美術/堀尾幸男 Yukio Horio

武蔵野美術大学在学中に旧西ドイツ国立西ベルリン芸術大学舞台美術科に留学。舞台美術家・故金森馨氏に師事。1981年(株)HORIO設立。同時に、オペラ『プッチーニ3部作』『ルチア』『マリア・ストラーダ』の美術を担当。以来、芝居、ミュージカル等さまざまな舞台美術プランを手掛けている。‘90年伊藤喜朔賞、’96年および‘99年に読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、’00年紀伊國屋演劇賞、‘07年朝日舞台芸術賞を受賞。野田作品は、’92年『野田秀樹の真夏の夜の夢』以来、‘01年『野田版 研辰の討たれ』、’09年『パイパー』『ザ・ダイバー 日本バージョン』『野田版 鼠小僧』、‘10年『ザ・キャラクター』『表に出ろいっ!』、’11年『南へ』、‘12年『THE BEE Japanese Version』『エッグ』、’13年『MIWA』、‘14年『半神』等、数多く手がける。

照明/小川幾雄 Ikuo Ogawa

武蔵野美術大学卒業。(株)ジェイ・エー・シーを経て舞台を中心に多方面の公演にかかわる。2000年「小川照明デザイン事務所」設立。‘94年及び’99年日本照明家協会優秀賞受賞、‘06年読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞。最近のおもな仕事に、松本祐子演出『ウーマン・イン・ホワイト』、G2演出『東京タワー』、謝珠栄演出『タンビエットの唄』、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』『どん底』、長塚圭史演出『SISTERS』、デヴィッド・ルヴォー演出『人形の家』、ロバート・マックイーン演出『回転木馬』、宮本亜門演出『三文オペラ』、生瀬勝久演出『楽屋』、鵜山仁演出『鵺』等。野田作品では、’95年『贋作 罪と罰』以来数多く、『パイパー』『ザ・ダイバー 日本バージョン』『ザ・キャラクター』『表に出ろいっ!』『南へ』『THE BEE Japanese Version』『エッグ』『MIWA』等で照明を手がける。

衣裳/ひびのこづえ Kodue Hibino

東京芸術大学美術学部デザイン学科卒業。1988年にコスチューム・アーティストとしてデビューして以来、雑誌・ポスター・CM・ダンス・バレエ・映画など、その発表の場は多岐に渡る。‘97年より、作家名を「内藤こづえ」より「ひびのこづえ」に改める。野田演出作品の舞台衣装は、’90年『野田秀樹のから騒ぎ』以来、『ザ・キャラクター』『表に出ろいっ!』『南へ』『エッグ』『MIWA』と全25作にも及ぶ。野田作品以外でも、オペラやNHK Eテレ『にほんごであそぼ』の衣装セットも手掛けている。『LIVE BONE』森山開次×ひびのこづえ×川瀬浩介によるダンスパフォーマンスを展開中。http://www.haction.co.jp/kodue/

音響・効果/高都幸男 Yukio Takatsu

1976年、東京大学在学中に野田秀樹らと共に劇団夢の遊眠社を結成。‘92年の解散までの全公演に選曲・効果、および演出補として参加。’86年『スプレイ』(演出)、‘90年『野田秀樹のから騒ぎ』、’92年『野田秀樹の真夏の夜の夢』(選曲・効果)など外部公演へも多数参加。劇団解散後もNODA・MAPのほぼ全作品で選曲・効果、演出補を担当。近年の野田作品では、’09年『パイパー』『ザ・ダイバー 日本バージョン』、’10年『ザ・キャラクター』『表に出ろいっ!』、’11年『南へ』、’12年『THE BEE Japanese Version』『エッグ』、’13年『MIWA』、‘14年『半神』を手がける。その他、東宝『虎・野田秀樹の国性爺合戦』、新国立劇場『贋作 桜の森の満開の下』『透明人間の蒸気』にも参加。’00年より東京芸術大学非常勤講師。‘06年より桐朋芸術短期大学非常勤講師。’13年より多摩美術大学教授。

振付/黒田育世 Ikuyo Kuroda

6歳よりクラシックバレエを始める。「谷桃子バレエ団」に所属しながら1997年渡英、ラバンセンターにてコンテンポラリーダンスを学ぶ。‘00年より「伊藤キム+輝く未来」で活動。’02年「BATIK」を設立。’03年トヨタコレオグラフィーアワード《次代を担う振付家賞》《オーディエンス賞》を受賞。’04年『花は流れて時は固まる』『SHOKU』を発表し、《朝日舞台芸術賞》《キリンダンスサポート》をダブル受賞。’06年《舞踊批評家協会賞》を受賞。’06年初演の『ペンダントイヴ』は’09年に映画化され話題を呼んだ。ロンドンダンスアンブレラ・フェスティバル、ベネチア/ビエンナーレ、スペイン・サラゴサ万博など海外公演も多い。近作として、’12年、カンパニー結成10年目の節目となる『おたる鳥をよぶ準備』を国内4都市にて発表した。近年は、金森穣率いるNoism05への振付提供や、ジョセフ・ナジ振付・演出作品『遊*ASOBU』への出演、作家の古川日出男との共作『ブ、ブルー』や、飴屋法水演出によるソロ作品『ソコバケツノソコ』の発表、NODA・MAP公演『ザ・キャラクター』『南へ』『エッグ』にて振付。また、映画『告白』(中島哲也監督)に出演するなど、活動の幅を広げている。

映像/奥秀太郎 Shutaro Oku

映画監督/映像作家。舞台は1996年より東宝、NODA・MAP、宝塚歌劇団等にプランナーとして参加。主な参加作品に、東宝ミュージカル『エリザベート』、宝塚歌劇団『オーシャンズ11』等。野田作品では、『2001人芝居』『ザ・キャラクター』『南へ』『THE BEE English & Japanese Version』『エッグ』『MIWA』等に参加。映画監督として『壊音』『日雇い刑事』『日本の裸族』『赤線』『カインの末裔』(ベルリン国際映画祭正式出品)『ドモ又の死』『USB』『台風一家』『星座』等。演出家として『黒猫』『赤い靴』『キミドリ』『FREAKS』『サウス オブ ヘブン』『白夜』『銀の匙』等、映像を駆使したステージで話題をよんでいる。

美粧/柘植伊佐夫 Isao Tsuge

ビューティーディレクター/人物デザイナーとして数々の作品のヘアメイクとキャラクターデザインを手がける。主な作品に、2006年マシュー・バーニー監督『拘束のドローイング9』、‘08年滝田洋二郎監督『おくりびと』(第81回米国アカデミー賞外国語映画賞)、三池崇史監督『十三人の刺客』、NHK大河ドラマ『龍馬伝』『平清盛』、長塚圭史演出『あかいくらやみ~天狗党幻譚~』など。人物デザインの開拓により、‘12年第30回毎日ファッション大賞鯨岡阿美子賞受賞。また『平清盛』での人物デザイン監修が評価され、‘13年第67回日本放送映画藝術大賞/放送部門 最優秀衣装デザイン賞および最優秀メイクアップ賞を受賞。野田作品は、『赤鬼』『透明人間の蒸気』『エッグ』『MIWA』に参加。著書に「龍馬デザイン。」「さよならヴァニティー」がある。

舞台監督/瀬﨑将孝 Masataka Sesaki

1994年よりフリーランスとして活動。野田秀樹松尾スズキ宮本亜門をはじめとする演出家のもとストレートプレイ、ミュージカル、ブロードウェイ等の海外招聘作品など、あらゆる種類のパフォーミングアーツに関わり続ける。最近の主な仕事として、ラサール石井演出『その男』、千葉哲也演出『寿歌』、河原雅彦演出『テキサス』、宮本亜門演出『サロメ』、松尾スズキ演出『マシーン日記』、三谷幸喜演出『ドレッサー』、小川絵梨子『ロンサムウェスト』、小堺一機演出『小堺クンのおすましでSHOW29』などがある。野田作品では、『オイル』『走れメルス』『キル』『パイパー』『ザ・キャラクター』『南へ』『エッグ』『MIWA』など数多くを手掛ける。