NODA・MAP 第28回公演『華氏マイナス320°』

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野田秀樹 メッセージ

この芝居はSFだ。ただしサイエンス・フィクションではない。サイエンス・フェ・フェ・フェイクション!! そう!科学がくしゃみをするお話では...ない。次から次と科学的なフェイクが続くお話、とは言っても「地底にいる大きなナマズが地震を起こす」とかいうような、いやあどう考えてもナマズは地底に住んでいないでしょう、みたいなバレバレのフェイクの類ではない。もっともらしいフェイク、「人間の脳のほとんどの部分は使われていない」というフェイク。実際私は子供の頃にこの話を聞いてからずっと、前世紀は信じていた。それがフェイクな科学と知ったのは今世紀。私的には世紀をまたぐ大フェイク事件だった。今回の芝居は、そんな大量の科学兵器、いや科学フェイクに絵空事知識を使って作り上げている。もちろん、芝居が作り事であるのは誰もがご存知であろうが、それにしても嘘にもほどがあるでしょうというのが、この度のサイエンス・フェ・フェ・フェイクション!!ブレスユー!なのである。なんでこんなことになったかと言えば、私が書こうと決めたことを、どうやって表現すればいいのか、ひたすら考え続けていたら、いつの間にかこんな有り様になってしまった。だから悪気はない。そしてこの正しくない科学に答えもない。著:野田秀樹 (①実はこの私の手書きのような文字も私の字に似せてAIに書かせたフェイクである。②ありそうなことだが、その情報もフェイクである。これは私の直筆の印刷。...正解は?)