1988年に『ぼくらの七日間戦争』で映画初主演。女優として幅広く活躍し、2001年映画『華の愛 遊園驚夢』でモスクワ国際映画祭最優秀主演女優賞受賞。2004年映画『父と暮らせば』でも印象深い演技で数多くの賞に輝く。初出演した野田作品『透明人間の蒸気』では読売演劇大賞最優秀女優賞、NODA・MAP第12 回公演『ロープ』では紀伊国屋演劇賞個人賞受賞。2008 年デヴィッド・ルヴォー演出『人形の家』に出演。2009年NODA・MAP 第14 回公演『パイパー』では迫真の演技で観客を魅了。
兵庫県出身。劇団☆新感線所属。劇団以外の活動も幅広く。映画『木更津キャッツ・アイ ワールドシリーズ/ 日本シリーズ』『20世紀少年』、舞台『印獣』『桜姫』『リチャード三世』『鈍獣』などの話題作にも次々と出演。野田作品でも、その圧倒的な存在感をいかんなく発揮。
バラエティ番組やドラマ、映画などで活躍。代表作は、2002年『明日があるさ THE MOVIE』2007年『パッチギ! LOVE&PEACE』2008 年『20世紀少年 第1 章』。近年では、更に活動の幅を広げ、『スペリング・ビー』(演出/ 寺崎秀臣)でミュージカルにも挑戦している。NODA・MAP作品では2010年『ザ・キャラクター』に出演している。
東京都出身。14歳で映画『バトル・ロワイヤル』( 深作欣二監督/ 2000年公開)で女優デビュー。以後、映画、テレビドラマ、現在も資生堂「マジョリカ マジョルカ」などCM、雑誌モデルなどで着実にキャリアを重ね、注目を集める。特にファッション誌の世界では、10代の少女たちの間でカリスマ的な存在である。2005年春『ネバーランドA GO! GO! 2』で初舞台を踏む。
茨城県出身。モデルとして活躍。1997年から俳優としての活動を始める。その後も映画、ドラマ、舞台など多ジャンルで活躍し、2006年には映画監督としてもデビューを果たす。2009年『コースト・オブ・ユートピア』に出演し、確かな演技力で観客を魅了した。2010 年には舞台『ヘンリー六世』(演出/蜷川幸雄) 、映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』などの出演も決定している。
1981年東京都生まれ。2002年に北区つかこうへい劇団に10 期生として入団。2003年に同劇団を卒業。平成20年度文化庁芸術祭演劇部門新人賞受賞。2004年にロバート・A・アッカーマン演出の『エンジェルス・イン・アメリカ』でエンジェル役に大抜擢される。以後さまざまな舞台に出演。2003年『飛龍伝』( 作・演出:つかこうへい)、2005年『アイスクリームマン』(作・演出:岩松了)、『エビ大王』(演出:岡村俊一)、2006 年『ウィー・トーマス』(演出:長塚圭史)、2007年、2009年『夏の夜の夢』(演出:ジョン・ケアード)、2008年、2009年『春琴』(演出:サイモン・マクバーニー)、TVドラマ『SP』(CX)など。
1995年『ハムレット』出演から、『城』『ワニを素手でつかまえる方法』『欲望という名の電車』と着実に舞台経験を積み、今や舞台のみならず映画、テレビ等多岐に亘る活躍をみせている。近年では2006年『労働者M』(演出/ ケラリーノ・サンドロヴィッチ)、2007年『ビューティー・クイーン・オブ・リナーン』、2008年『SISTERS』(演出/ 長塚圭史)に出演。
青山学院女子短期大学卒。1981年、演出家・生田萬と共に劇団『 ブリキの自発団』
を創立。同劇団の主演女優として活躍し“最後のアングラ女優”の異名を持つ。気さ
くで飾らない人柄からは予想もつかない情感に溢れた演技が魅力。シリアスな役か
らコミカルな役まで、あるいは少女から老婆まで幅広くこなす、演技派女優として数
多くの作品に出演。近年の主な出演作に、舞台・2007年『三文オペラ』、2008年『リア王』、『リチャード三世』(演出/ いのうえひでのり)、『炎の人』( 演出/ 栗山民也)、『コースト・オブ・ユートピア』(演出/ 蜷川幸雄)に出演。
1976年に「夢の遊眠社」を結成。数々の話題作を上演し、演劇界に大きな影響を与える。'92年に劇団を解散後、イギリスに留学。帰国後の'93年にNODA・MAPを設立し、『キル』『パンドラの鐘』『THE BEE』など、次々と話題作を発表。海外の演劇人との創作活動にも精力的に取り組んでいる。2009年10月、演劇分野において日英の交流を発展させた功績を認められ、大英帝国勲章(OBE)を受章。'10年朝日賞受賞。‘12年第3回早稲田大学坪内逍遙大賞受賞。
日本の演劇・映像の世界にはなくてはならない俳優である。代表作は数知れず。舞台出演は『スカパンの悪だくみ』、『から騒ぎ』『かもめ』『シラノ・ド・ベルジュラック』『宙をつかむ』など多数。2007 年『実験』『レインマン』では、第15 回読売演劇大賞選考委員特別賞受賞。野田作品では、1986年『十二夜』、1989年『野田版 国性爺合戦』に出演。また1995年NODA・MAP 番外公演二人芝居『し』では、野田秀樹と息の合った舞台を創造。2009年NODA・MAP 『パイパー』では14年ぶりに野田作品へ出演し、2010年『ザ・キャラクター』でも、改めて大きな存在感を示す。