1955年、東京都生まれ。歌舞伎役者。
59年、歌舞伎座「昔噺桃太郎」で五代目中村勘九郎として初舞台。
69年、父勘三郎と「連獅子」を踊り話題を呼ぶ。
2005年に歌舞伎座「一條大蔵譚」の一條大蔵卿などで十八代目中村勘三郎を襲名。
江戸の世話物から上方狂言、時代物から新作まで、どんな役でも圧倒的な芸の力で魅せる。コクーン歌舞伎や平成中村座、現代の人気劇作家による新作歌舞伎の上演など、新たな試みにも意欲的にチャレンジしている。08年、紫緩褒賞受賞。10年、ジョン・F・ケネディ・センター、芸術金賞受賞。
1976年に「夢の遊眠社」を結成。数々の話題作を上演し、演劇界に大きな影響を与える。'92年に劇団を解散後、イギリスに留学。帰国後の'93年にNODA・MAPを設立し、『キル』『パンドラの鐘』『THE BEE』など、次々と話題作を発表。海外の演劇人との創作活動にも精力的に取り組んでいる。2009年10月、演劇分野において日英の交流を発展させた功績を認められ、大英帝国勲章(OBE)を受章。'10年朝日賞受賞。‘12年第3回早稲田大学坪内逍遙大賞受賞。
'90年、大阪府生まれ。京都造形芸術大学3回生。NODA・MAP第15回公演『ザ・キャラクター』にてアンサンブルとして初舞台。NODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』でWキャストの娘役を務める。
北海道出身。フランス人の父親と日本人の母親との間に生まれる。早稲田大学第一文学部在学中より、モデル、舞台、映画など、ジャンルを問わず活動開始。主な出演は、新国立劇場『城』(演出:松本修)、岩松了3本連続公演『センター街』(演出:倉持裕)、世田谷パブリックシアター『審判』『失踪者AMERIKA』(演出:松本修)、アトリエ・ダンカンプロデュース『空中ブランコ』(演出:河原雅彦)、映画『偶然のつづき』、『夜のピクニック』、TVドラマ『ハゲタカ』、CM『日本ガイシ』など。NODA・MAP番外公演『表に出ろいっ!』でWキャストの娘役を務める。