CAST&STAFF

CAST

  • 秋山遊楽
  • 石川詩織
  • 兼光ほのか
  • 菊沢将憲
  • 久保田武人
  • 後東ようこ
  • 近藤彩香
  • 白倉裕二
  • 代田正彦
  • 八条院蔵人
  • 引間文佳
  • 間瀬奈都美
  • 的場祐太
  • 水口早香
  • 森田真和
  • 吉田朋弘
  • 李そじん

松本潤 JUN MATSUMOTO

1983年、東京都生まれ。99年に嵐のメンバーとして『A・RA・SHI』でCDデビュー。嵐のコンサート演出等も担い、プロデューサーとしての一面を持つなど多彩な才能を発揮している。23年『どうする家康』でNHK大河ドラマ初出演にして初主演を果たす。主な出演作に、ドラマ『花より男子シリーズ』『99.9-刑事専門弁護士シリーズ』『となりのチカラ』、映画『ナラタージュ』『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』など多数。97年の舞台『Stand by Me』で初舞台を踏み、06年には野田秀樹作、蜷川幸雄演出の『白夜の女騎士』で主演・空飛びサスケ役を演じた経験を持つ。今回、『あゝ荒野』(11年/蜷川幸雄演出)以来、実に13年ぶりの舞台出演となる。本作でNODA・MAP初参加。

長澤まさみ MASAMI NAGASAWA

1987年、静岡県生まれ。00年に第5回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞。03年に初主演映画『ロボコン』で第27回日本アカデミー賞新人俳優賞、20年に映画『MOTHER マザー』で第44回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、22年のドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』では第31回橋田賞、第49回放送文化基金賞演技賞、第60回ギャラクシー賞テレビ部門個人賞を受賞するなど多数の受賞歴を持つ。近年の主な出演作に、ドラマ『コンフィデンスマンJP』『エルピス―希望、あるいは災い―』、映画『嘘を愛する女』『マスカレード・ホテル』『キングダム』『コンフィデンスマンJPシリーズ』『ロストケア』、舞台『キャバレー』『フリムンシスターズ』など多数。映画『スオミの話をしよう』が9月13日公開予定。NODA・MAPには『THE BEE』(21年)で初参加。本作で3年ぶり2度目の出演となる。

永山瑛太 EITA NAGAYAMA

1982年、東京都生まれ。08年NHK大河ドラマ『篤姫』に出演し注目を集める。09年のドラマ『ラスト・フレンズ』で数々の新人賞を受賞するほか、23年の映画『怪物』では米国Newport Beach Film Festivalで最優秀男優賞を受賞。近年の主な出演作に、ドラマ『それでも、生きてゆく』『リコカツ』『ミステリと言う勿れ』『あなたがしてくれなくても』『時をかけるな、恋人たち』、映画『余命1ヶ月の花嫁』『まほろ駅前シリーズ』『僕達急行 A列車で行こう』、舞台『怪談 牡丹燈籠』『東京月光魔曲』『ガラスの動物園』『ロンサム・ウェスト』『サンバイザー兄弟』『世界は一人』など多数。22年にはライカギャラリー東京で写真展「永山瑛太、写真」を開催するなど、写真家としての一面も持つ。野田作品には『MIWA』(13年)『逆鱗』(16年)に出演。本作で8年ぶり3度目の出演となる。

村岡希美 NOZOMI MURAOKA

1970年、東京都生まれ。95年より劇団「ナイロン100℃」、17年より劇団「阿佐谷スパイダース」にも所属。劇団の中心的女優として活動するほか、外部公演も積極的に出演。舞台のみならずドラマや映画など映像作品にも活動の場を広げている。近年の主な出演作に、ドラマ『ハヤブサ消防団』『週末旅の極意』『離婚しようよ』『きのう何食べた?season2』、映画『リボルバー・リリー』『ダウンタウン・ユートピア』、舞台『老いと建築』『湊横濱荒狗挽歌〜新粧、三人吉三。』『ディグ・ディグ・フレイミング!』『私の一ヶ月』『Don't freak out』『ジャイアンツ』『ボイラーマン』など。野田作品には『贋作 罪と罰』(05年)『キル』(07年)『贋作 桜の森の満開の下』(18年)『フェイクスピア』(21年)に出演。本作で5度目の出演となる。

池谷のぶえ NOBUE IKETANI

1971年、茨城県生まれ。94年、劇団「猫ニャー」(後「演劇弁当猫ニャー」)の旗揚げから解散まで参加。23年の『我ら宇宙の塵』『無駄な抵抗』における演技で第31回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞。近年の主な出演作に、ドラマ『妖怪シェアハウス』『ザ・トラベルナース』『不適切にもほどがある!』『LIFE!』、映画『モリのいる場所』『銀河鉄道の父』『52ヘルツのクジラたち』、舞台『獣道一直線!!!』『À LA MARGE(外の道)』『重要物語』『帰ってきたマイ・ブラザー』『寸劇の館』『あのよこのよ』など多数。アニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』では店主・紅子役を務め、Podcast『きっとフォーエバー』の出演など舞台のみならず、さまざまなフィールドで活躍を続けている。野田作品には『透明人間の蒸気』『走れメルス〜少女の唇からはダイナマイト!〜』(04年)『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』(17年)に出演。本作で7年ぶり4度目の出演となる。

小松和重 KAZUSHIGE KOMATSU

1968年、東京都生まれ。92年にサモ・アリナンズを結成し、座長を務める。04年に劇団内劇団・劇団ワンダフルズを結成。その確かな表現力と存在感で、舞台はもちろん映画、ドラマなど映像作品でも幅広く活躍をしている。近年の主な出演作に、ドラマ『#家族募集します』『警視庁アウトサイダー』『ワンルームエンジェル』、NHK特集ドラマ『広重ぶるう』、映画『君の膵臓をたべたい』『響 -HIBIKI-』『架空OL日記』『ゆとりですがなにか インターナショナル』、舞台『グッドバイ』『パ・ラパパンパン』『天日坊』『ドライブイン カリフォルニア』『リムジン』など多数。映画『ミッシング』が5月17日公開予定。野田作品には『走れメルス〜少女の唇からはダイナマイト!〜』(04年)『贋作 罪と罰』(05年)『パイパー』(09年)『Q』:A Night At The Kabuki (19年/22年)に出演。本作で6度目の出演となる。

野田秀樹 HIDEKI NODA

1955年、長崎県生まれ。劇作家、演出家、役者。76年東京大学在学中に「劇団 夢の遊眠社」を結成。92年解散。ロンドン留学を経て93年に「NODA・MAP」を設立。『キル』『赤鬼』『パンドラの鐘』『THE BEE』『エッグ』『ザ・キャラクター『フェイクスピア』『兎、波を走る』など、数々の話題作を発表。歌舞伎やオペラの脚本・演出も手掛けるなど、現代演劇の枠を超えた多彩な創作活動を行う。また海外の演劇人とも精力的に創作を行い、これまで日本を含む13カ国28都市で上演。22年9月にはロンドンで『Q』: A Night At The Kabukiを上演し、好評を博す。23年1月、舞台芸術界におけるその国際的な活動を評価され、ISPA2023で優秀アーティスト賞を日本人初受賞。09年、名誉大英勲章OBE受勲。09年度朝日賞受賞。11年、紫綬褒章受章。

竹中直人 NAOTO TAKENAKA

1956年、神奈川県生まれ。劇団青年座に入団後、83年「ザ・テレビ演芸」でデビュー。俳優、映画監督、ミュージシャンなど幅広く活躍。91年には主演も務めた初監督作『無能の人』がヴェネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞、第34回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞するなど監督作・出演作で受賞歴多数。監督作に『119』『東京日和』『連弾』『サヨナラCOLOR』『山形スクリーム』『R-18文学賞 vol.1 自縄自縛の私』『ゾッキ』『∞ゾッキ平田さん』『零落』『たてこもり』(24年5月公開予定)がある。また映画『シコふんじゃった。』(92年)、『EAST MEETS WEST』(95年)、『Shall we ダンス?』(96年)では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。俳優・監督としての才能が国内外で認められる。以降もNHK大河ドラマ『秀吉』(96年)では主演の秀吉役を演じ、『軍師官兵衛』(14年)では再び秀吉を演じるなど話題の映画、ドラマに多数出演。また、音楽、文筆、絵画などの分野でも多才な才能を発揮し続けている。映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(7月26日公開)が控えるほか、ギャラリー巷房にて個展「なんだか今日はだめみたい」(6月24日~7月6日)を開催予定。野田作品には『Q』:A Night At The Kabuki (19年/22年)に出演。本作で3度目の出演となる。

STAFF

[美術] 堀尾幸男 YUKIO HORIO

武蔵野美術大学在学中に旧西ドイツ国立西ベルリン芸術大学舞台美術科に留学。1983年、オペラ『プッチーニ3部作』『ルチア』『さまよえるオランダ人』などの美術を担当。以来、多くの舞台美術を手がける。90年伊藤熹朔賞、96年/99年読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、00年紀伊國屋演劇賞、07年朝日舞台芸術賞、17 年の読売演劇大賞では『逆鱗』『遠野物語・奇ッ怪 其ノ参』の2作品でグランプリにあたる大賞と最優秀スタッフ賞をW 受賞。近年の主な作品に生田みゆき演出『建築家とアッシリア皇帝』、瀬戸山美咲演出『う蝕』ほか多数。2024年は森新太郎演出『ハムレットQ1』、藤田俊太郎演出『リア王の悲劇』、歌舞伎NEXT『朧の森に棲む鬼』などが控える。野田作品には『野田秀樹の真夏の夜の夢』(92年)以来数多く、近年は『THE BEE』『エッグ』『贋作 桜の森の満開の下』(01年/18年)『フェイクスピア』『Q』『兎、波を走る』や野田版歌舞伎などを手がける。東京芸術劇場アトリエイースト・ウエストにて個展「堀尾幸男 舞台美術の記憶Ⅱ」(7月4日~15日)を開催予定。

[照明] 服部基 MOTOI HATTORI

信州大学工学部電気工学科卒。吉井澄雄、沢田祐二の両氏に師事。1986年、ライティングカンパニーあかり組を設立(現在顧問)。94年~95年文化庁在外研修員としてドイツで研修。83年日本照明家協会優秀賞、93年/08年日本照明家協会賞大賞、08年紀伊國屋演劇賞個人賞、20年の読売演劇大賞では『チャイメリカ』『組曲虐殺』で最優秀スタッフ賞を受賞するなど受賞歴多数。野田作品には『野田秀樹の真夏の夜の夢』(92年)以来数多く参加。

[照明] 北澤真 MAKOTO KITAZAWA

1999年、ライティングカンパニーあかり組に入社。服部基、室伏生大、青柳信男に師事。研鑽を積む。近年の主な作品に『子午線の祀り』『醉いどれ天使』『Le Fils 息子』など多数。野田作品は歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』『赤鬼』(20年)『One Green Bottle』(17年)『フェイクスピア』『Q』『兎、波を走る』にチーフとして参加。今回、服部氏と連名で初のプランナー参加となる。

[衣裳] ひびのこづえ KODUE HIBINO

東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。コスチューム・アーティストとして雑誌・広告・ダンス・バレエ・映画など多岐に渡り活動。近年の作品にNHK Eテレ『にほんごであそぼ』(衣裳・セットデザイン)、ダンス『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』『不思議の国のアリス』、パフォーマンス『Piece to Peace』『UP AND DOWN』など10作品を独自に展開中。野田作品には『野田秀樹のから騒ぎ』(90年)以来数多く、近年は『ザ・キャラクター』『エッグ』『MIWA』『逆鱗』『贋作 桜の森の満開の下』(01年/18年)『Q』『兎、波を走る』や野田版歌舞伎などを手がける。『フェイクスピア』における衣裳に対し、第56 回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。東京芸術劇場TACT FESTIVAL 2024『TACT ダンス』(5月3日~6日)にて4演目同時上演予定。
http://www.haction.co.jp/kodue/

[音楽] 原摩利彦 MARIHIKO HARA

音楽家。京都大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修士課程中退。静けさの中の強さを軸にピアノを中心とした室内楽やフィールドレコーディング、電子音を用いた音響作品を制作する。笙やサントゥールを取り入れ音響的共存を目指したアルバム『PASSION』、ビートトラック集『ALL PEOPLE IS NICE』を発表。彫刻家名和晃平のインスタレーション作品や振付家ダミアン・ジャレのダンス作品、JUNYA WATANABE COMME des GARÇONSのショー音楽、東京2020オリンピック開会式では追悼パート(出演:森山未來)、映画『流浪の月』(監督:李相日)、NHK ドラマ『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(出演:草なぎ剛)などの音楽を担当するほか、24年4月放送からNHK『日曜美術館』のテーマ曲を坂本美雨と共同制作するなど幅広く活動。24年1 月には韓国国立現代舞踊団に作曲家として招聘を受けキム・ソンヨン振付『Jungle』の音楽を担当。海外にも活躍の場を広げている。野田作品は『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』『贋作 桜の森の満開の下』(18年)『赤鬼』(20年)『フェイクスピア』『Q』『兎、波を走る』などを手がける。令和3年度京都府文化賞奨励賞受賞。

[音響] 藤本純子 JUNKO FUJIMOTO

音響家。1994年より大阪にてフリーランスで活動。96年から18年まで劇団☆新感線の多数の作品に参加。03年から11年までSound Bustersに所属。同社所属中より阿佐ヶ谷スパイダース、河原雅彦演出作品、パルコプロデュース作品などに関わる。近年の参加作品に、岩井秀人演出『おとこたち』、オクイシュージ演出『笑わせんな』、河原雅彦演出『夜来香ラプソディ』『DADDY』など多数。野田作品は『One Green Bottle』(17年)『贋作 桜の森の満開の下』(18年)『赤鬼』(20年)『フェイクスピア』『THE BEE』(21年)『Q』『兎、波を走る』などに参加。

[振付] 井手茂太 SHIGEHIRO IDE

ダンスカンパニー「イデビアン・クルー」主宰。既存のダンススタイルにとらわれない自由な発想で、日常の身振りや踊り手の個性を活かしたオリジナリティ溢れる作品を発表。カンパニーでの作品発表に加え、演劇作品へのステージングや振付、CM・MVの振付や出演など、活動は幅広い。近年の主な振付作品に舞台『フリムンシスターズ』『夢の裂け目』『子供の事情』『千と千尋の神隠し』『骨と軽蔑』『夢の泪』など。95年ドイツARENA FES’95観客賞(イデビアン・クルー)、04年読売演劇大賞優秀スタッフ賞、06年アサヒビール芸術賞、08年/09年日本ダンスフォーラム賞など受賞多数。野田作品では『逆鱗』『贋作 桜の森の満開の下』(18 年)『フェイクスピア』『Q』『兎、波を走る』などを手がける。
www.idevian.com

[ヘアメイク] 赤松絵利 ERI AKAMATSU

ヘア&メイクアップアーティスト。ESPER所属。宮森隆行に師事。個性を生かし透明感溢れるナチュラルメイクが多くの俳優・モデルから支持され、数々の雑誌や広告等で活躍。カツラやヘッドピースなどの作り込みも得意とし、舞台、PV、ショーなどで自身の世界観を表現し独自のポジションを得ている。最近ではフィールドを海外へ広げ、更に精力的に作品作りをしている。野田作品は『フィガロの結婚~庭師は見た!~』『赤鬼』(20年)『フェイクスピア』『兎、波を走る』や『東京キャラバン』などを手がける。近年の作品では、ダンス『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』、舞台『アメリカの時計』『イーハトーボの劇列車』『テンペスト』など。今秋には舞台『品川猿の告白』が上演予定。
http://www.esper-net.com

[映像] 上田大樹 TAIKI UEDA

映像作家・アートディレクター。早稲田大学在学中より劇団の主宰を経て、映像制作を始め、08年に「&FICTION」を設立。ナイロン100℃、劇団☆新感線、大人計画、宝塚歌劇団、歌舞伎などの映像デザイン、東京大学や小学館のプロモーション映像のディレクションなどを数多く手掛ける。近年の主な作品に、NHK連続テレビ小説『らんまん』『いだてん~東京オリムピック噺~』、アニメ『拾われた男』『シャーロック・ホームズ』などのタイトルバックなど多数。映画『バクマン。』でVFX-JAPANアワード実写映画部門最優秀賞、19年の『百年の秘密』『メタルマクベス』で第26回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞を受賞。野田作品には『兎、波を走る』に続き、2度目の参加となる。

[舞台監督] 瀬﨑将孝 MASATAKA SESAKI

舞台監督集団「流居」に参加。1994年よりフリーで活動。主な作品に、ラサール石井演出『スター誕生』、河原雅彦演出『空中ブランコ』、松尾スズキ演出『マシーン日記』、宮本亜門演出『Into the Woods』、三谷幸喜演出『ドレッサー』、小堺一機演出『おすましでSHOW3~FINAL』、吹越満演出『ポリグラフ』、福山桜子演出『FGO』、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出『ワーニャ伯父さん』、森新太郎演出『メディア/イアソン』、寺十悟演出『お蘭、登場』、小川絵梨子演出『RED』、宮田慶子演出『クイーン・エリザベス』、加藤拓也演出『友達』、ウォーリー木下演出『ルーザ―ヴィル』など。野田作品では『オイル』(03年)以来数多く、『走れメルス』(04年)『キル』(07年)『贋作 罪と罰』(05年)『ザ・キャラクター』『エッグ』『MIWA』『逆鱗』『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』『フェイクスピア』『Q』『兎、波を走る』などを手がける。